【J1注目プレビュー|第7節:G大阪vs川崎F】互いに浮上の足掛かりにしたい一戦、直近3シーズンは5勝1分けで川崎Fが圧倒
【明治安田生命J1リーグ第7節】
2023年4月9日(日)
15:00キックオフ
ガンバ大阪(16位/3pt) vs 川崎フロンターレ(10位/8pt)
[パナソニック スタジアム 吹田]
◆ショッキングな敗戦を払拭へ【ガンバ大阪】
前節はアウェイでの湘南ベルマーレ戦。日本代表GK谷晃生の失態から始まった試合は、前半だけで4失点する衝撃の敗戦となった。
古巣戦に気負いすぎた面もあったのだろう。判断ミスから悔やまれる失点を喫した谷は、試合後に深々とサポーターに頭を下げていた。
一方でミッドウィークのYBCルヴァンカップは、今季加入の杉山直宏の2ゴールなどでホーム初勝利。嫌な負けを払拭し、いざリーグ戦初勝利を目指すこととなる。
その相手はこちらも低調さが目立つ川崎F。ただ、G大阪は過去3シーズンで1分け5敗と全く歯が立たない状態。カップ戦で得た勝利という喜びを、ホームで続けて味わうことができれば、流れも変わるだろう。
惨敗した湘南戦も、ネタ・ラヴィ、イッサム・ジェバリを投入してから攻撃の形が作れ、ゴールに何度も迫った。ルヴァンカップに出た選手も多く起用することにはなると思われるが、良い流れを掴んでいきたいところだ。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:谷晃生
DF:半田陸、三浦弦太、クォン・ギョンウォン、黒川圭介
MF:ダワン、ネタ・ラヴィ、宇佐美貴史
FW:杉山直宏、イッサム・ジェバリ、ファン・アラーノ
監督:ダニエル・ポヤトス
◆お得意様を食って浮上のキッカケに【川崎フロンターレ】
対する川崎Fも低調な試合ぶりが続いている中、前節は壮絶な打ち合いの末に北海道コンサドーレ札幌を撃破。シーソーゲームを制したことはプラス材料と言えるだろう。
札幌キラーの小林悠にゴールは生まれなかったが、チームとして負けてもおかしくない展開だっただけに、要所でしっかりとネットを揺らせたことが全てと言える。
ケガ人は再び出ながらも、復帰した選手もおり、徐々に上向ける要素は整ってきた。ルヴァンカップではDF高井幸大、MF永長鷹虎のU-20日本代表組に加え、レアンドロ・ダミアンも先発復帰と、好材料はある。
前述の通り、G大阪はここ数年のお得意様。レアンドロ・ダミアンは5戦連発中と得意としている。ここでしっかりと得意な相手を叩き、上位浮上への足掛かりとしたい。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:チョン・ソンリョン
DF:山根視来、大南拓磨、車屋紳太郎、登里享平
MF:瀬古樹、橘田健人
MF:家長昭博、チャナティップ、宮代大聖
FW:山田新
監督:鬼木達