G大阪、今季初のクリーンシートでFC東京に3―0完勝 ポヤトス監督「完璧な試合」
◆YBCルヴァン杯 ▽1次リーグE組 G大阪3―0FC東京(5日・パナスタ)
G大阪はMF杉山直宏の移籍後初ゴールを含む2得点と、MF福田湧矢のゴールでFC東京に3―0と勝利し、2勝1分けでE組首位をキープした。今季公式戦9試合目で初のクリーンシートを達成し、ポヤトス監督は「完璧な試合だった。前半から、これをやっていくんだ、という我々のプレースタイルを証明してくれた。後半は相手も対策をして修正してきたが、切り替えの部分、カウンターアタックもすばらしかった。厳しい結果の湘南戦(1日・0●4)から、選手達がこのようにリアクションしてくれたことに非常に満足しています」と話した。
若手主体のFC東京に対し、フルメンバーで臨み攻守で圧倒した。湘南戦で失点に直結するミスがあった日本代表GK谷がベンチ外で、先発は元日本代表GK東口が務めた。前半は高い位置からのプレスで中盤を制圧し、次々とチャンスメーク。同43分に杉山がマッチアップしたFC東京DF長友をかわして先制ゴールを奪った。後半は中盤で試合をコントロールしたMF山本悠が左膝を負傷して交代するアクシデントもあったが、前掛かりになった相手にカウンターを仕掛け、同42分にはMF福田、同46分には再び杉山が追加点。シュート数は19対1と圧倒しての勝利に、杉山は「この勝利を(今季未勝利の)リーグ戦にもつなげたい」とうなずき、9日の川崎戦(パナスタ)を見据えた。