【FC東京】18歳熊田直紀”ホロ苦”公式戦初先発…シュート放てず「相手の方が上だった」

◇5日 ルヴァン杯1次リーグE組 G大阪3-0FC東京(パナスタ)

公式戦初先発のFC東京のFW熊田直紀(18)にとっては、ほろ苦い90分間だった。前線で孤立する場面も多く、シュートはゼロ。「チームとして完敗だったと思う。強度だったり、技術だったり、相手の方がレベルが上だった」と、唇をかんだ。

3月にウズベキスタンで開催されたU―20アジア杯では5得点を挙げて大会得点王を獲得し、U―20W杯出場権獲得にも貢献。勇躍、凱旋(がいせん)した同26日のルヴァン杯・京都戦ではプロ初ゴールも挙げ、満を持しての初先発となった。

しかし、この日はサイドからのクロスもほとんどなく、ゴール前での高さを生かす場面もなかった。それでも、「手応えはあったのでどんな状況でもチームを勝たせられるうように頑張りたい」と、努めて前を向いた。

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