日本代表、新メンバーの通信簿(4)次こそチャンスが回ってくる?出番がなかった頭脳派SB

FIFAワールドカップカタール2022後、新体制となったサッカー日本代表メンバーは26人中5人が初招集となり、キリンチャレンジカップ2023で3人が日本代表デビューを飾った。そこで今回は、初招集された選手とデビューを飾った選手をピックアップし、キリンチャレンジカップ2023での活躍を3段階(A~C)で評価する。

DF:半田陸ガンバ大阪

生年月日:2002年1月1日(21歳)

ウルグアイ代表戦:出場なし

コロンビア代表戦:出場なし

評価:なし

年代別の日本代表ではキャプテンを務め、来年のパリ五輪に向けて活動するU-22日本代表の主力である半田陸は、今回の活動で日本代表に初めて招集されている。今季からガンバ大阪に加入し、開幕から右サイドバックを任されていた。

ユース時代はセンターバックを主戦場としていたが、トップチームでは右サイドバックを務める。対人守備に強みを持ちながらも、攻撃では周囲との関わりでチームに貢献できる頭脳派だ。モンテディオ山形時代にピーター・クラモフスキー監督に仕込まれたポジショニングの良さは武器。合宿中も「サイドバックが内側に入ってやるところは僕が一番慣れている。スムーズに動けると思っているので、チームがうまくいくようなプレーを」と活躍のイメージを広げていた。

「個々のレベルはガンバと全然違う。(ボールを持ったときの)懐の深さを感じた」と日本代表のレベルの高さを感じつつ、「そういった環境で練習する方が僕は好きで、楽しくやれている」と頼もしい言葉も残していた。残念ながら今回は出場機会が与えられなかったが、今後もJリーグで結果を残していけば、再びチャンスが回ってくる可能性はあるだろう。

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