G大阪DF半田陸 出場なしに終わった日本代表で感じた「プレー基準」と「悔しさ」

G大阪の日本代表DF半田陸が30日、大阪・吹田市内での練習後取材に応じ、出場なしに終わった日本代表2試合を「自分の中では(目指すプレーの)基準が上がりました。ボールを奪いにいく強度、受けるときの準備がもっと必要だと感じました。(試合に出られなかった)悔しさが一番です」と話した。

欧州遠征でドイツ、ベルギーと対戦したパリ五輪チームではなく、A代表でDF菅原、橋岡と右サイドバックのポジションを争う日々を過ごした。ウルグアイコロンビア戦はともに菅原が先発出場し、ピッチに立つことはなかった。しかし、練習中に感じたプレー強度は、Jリーグの中では経験したことがないものだった。「強度というところは自分の中でもっとやらないと、とこの時期に思えたのはいいことだと思います。これを自分のものにしていくかは自分次第」と振り返った。

希望していたMF三笘薫との1対1も「薫君からも時間があったらやろう、と言ってもらっていたのですが、チームの練習などがあった中なので、できなかったです」。居残りなどで欧州を席巻する三笘のドリブルを体感することを望んでいたが、それも次回以降に持ち越しに。「(出場なしは)やっぱり悔しかったですし、G大阪でもっといいプレーをしなければ」と、4月1日の湘南戦(レモンS)から再開するJ1リーグでの活躍を誓っていた。

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