大阪ダービーは終盤に失点許し痛恨ドロー C大阪・香川真司「後手に回るシーンが多かった」
◆ルヴァン杯1次リーグE組 G大阪 1―1 C大阪(26日・パナソニックスタジアム吹田)
公式戦通算59度目となる「大阪ダービー」は、C大阪が後半ロスタイムに失点を許し1―1でドロー。通算成績はG大阪の27勝12分け20敗となった。
12年半ぶりに復帰した元日本代表MF香川真司にとっては、2010年3月14日のリーグ戦でG大阪と対戦して以来2度目のダービーマッチ。「前半からガンバの勢いが強く、試合を通じてラインが低かったり後手に回るシーンが多かった」と振り返った通り、前半は押し込まれる展開が続き、背番号8が攻撃面で良さを発揮する場面は見られなかった。
後半7分にチームが先制点を奪って以降は敵ゴール前にスペースが生まれ、香川も積極的に攻撃参加。同21分には右足でミドルシュートを放ったがGKの正面だった。自身は同30分に途中交代。終盤に失点する悪癖を克服できず、白星を逃した試合内容には「前半からバイタルエリア(DFラインと中盤の間)を突かれることが多く、最後もそこでやられたのは悔しい。改善していかないといけない」と厳しい表情を浮かべた。