「生き残り続けたい」パリ五輪世代から初招集の半田陸、三笘薫との会話で得たもの「海外に行くべきと言われた」
22日、日本代表はキリンチャレンジカップのウルグアイ代表戦に向けて千葉県内でトレーニングを実施した。
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カタール・ワールドカップ(W杯)後初の活動となった今回のトレーニングキャンプの3日目。FW前田大然(セルティック)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)は全体トレーニングには姿を見せなかった。
練習後、パリ・オリンピックを目指すU-22日本代表から初招集を受けたDF半田陸(ガンバ大阪)がメディア取材に応じた。
U-22など世代別の代表歴がある半田。A代表については「最初はそれぞれの懐の深さが違うなと感じました」と、ボールを持たれた時の奪いにくさを感じたという。
また、「今日の練習ではインテンシティの高さは全然違うなと思いましたし、最後の最後に判断を変えられる選手が多い印象です」とレベルの差も感じ取ったという。
一方で手応えを感じた部分もあると言い、「チームでサイドバックが少し内側に入ってビルドアップというのは僕が一番慣れていると思いますし、スムーズに動けると思っているので、そこでチームが上手く行くようなプレーができればと思います」と、サイドバックが一新されたチームにおいて、ビルドアップではアドバンテージが少しあると感じているようだ。
今回初招集を受けたが、その感想については「パリ・オリンピックの前後ぐらいだと思っていたので、僕の中では早いような感じです」と、予想より早かったとコメント。ただ、A代表経由パリ五輪行きという言葉はU-22日本代表の大岩剛監督もよく口にしており、半田も「短い時間でも良いプレーをして、インパクトを残して生き残り続けたいと思います」と、A代表定着に意気込みを語った。
初招集の中で、周りの選手とのコミュニケーションについては「たくさんの選手とコミュニケーションを取るようにしてますけど、食事のテーブルでは薫くんと話していることが多いです」と、三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)との会話が多いとコメント。会話の中での印象に残っていることについては「海外に行くべきということは言われますし、食事だったり、身体のことだったりというのは聞いています」と、より高みを目指すためのアドバイスをもらっているとした。