宇佐美 まずは広島のV阻止!今度こそゴールを決め代表へ弾み スポニチアネックス 11月6日(金)7時1分配信

◇W杯アジア2次予選代表メンバー発表

W杯ロシア大会アジア2次予選のシンガポール戦(12日)とカンボジア戦(17日)は、2次予選突破のための大事なアウェー2連戦。リーグ戦3試合無得 点の中で日本代表メンバーに選ばれたG大阪のFW宇佐美貴史(23)は、目の前の広島戦(7日、万博)でチームのチャンピオンシップ(CS)出場と自身の 復調を誓った。

G大阪にとっても宇佐美にとってもタイトルの行方を左右する重要な一戦がやって来た。負ければ目の前で広島に第2ステージ優勝を決められる可能性のある 一戦。「万博で優勝を決められるのはファンからしたら不愉快。2試合連続でそうならないようにしたい」と覚悟を口にした。

10月31日のナビスコ杯決勝では鹿島にまさかの完敗を喫した。シュート数5対24、スコアも0―3の完敗。試合後、歓喜に沸く鹿島サポーターを見つめていたエースは悔しさを胸に刻み込んだ。

自身としても得点王が手の届く場所にある。リーグ戦残り2試合でトップの大久保(川崎F)とは3得点差で、今節は相手が出場停止という追い風も吹いてい る。「チームにとっても利益はある。達成できればチームの結果につながる」。残り2試合で3点以上を奪って逆転できれば、チームも自然と年間順位3位を キープしてCS出場が可能となる。鹿島戦では封じられたドリブル突破で今度こそゴールを挙げるイメージはできている。

9月26日の柏戦以来ゴールから遠ざかる中で、W杯2次予選の重要な遠征メンバーにも選ばれた。厳しい立場に追い込まれたレギュラー争いを勝ち抜くため にも、広島戦では目に見える結果が必要。まずはシーズン終盤の大一番でエースとしての活躍を見せることで代表につなげていく。

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