[3.4 デンチャレ決勝 関西選抜3-1東海選抜 ひたちなか市総合運動公園]

第37回デンソーカップチャレンジサッカー茨城大会の決勝が4日に行われ、関西選抜が東海選抜を下し、6年ぶりとなる優勝を飾った。

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2年連続の決勝進出となった関西選抜と、グループリーグを3連勝して勝ち上がった東海選抜の激突。序盤からボールを持ってゲームを進めたのは関西選抜だった。そして前半20分、MF長尾優斗(関西学院大3年=G大阪ユース)のスルーパスからDF濃野公人(関西学院大3年=大津高)が右足で流し込んで、先制に成功した。

しかし東海選抜も粘り強さをみせる。前半30分、左サイドで獲得したCKをMF井堀二昭(東海学園大3年=静岡学園高)が蹴ると、ニアでDF多田風太(中京大3年=中部大一高)が合わせて、試合を振り出しに戻した。ただ東海選抜は前半33分でFW近藤慶一(名古屋学院大3年=中京学院大中京高/いわきFC内定)が交代になるなど、前半で2枚の交代カードを切る展開になった。

そして後半に入ると関西選抜がリードを広げていくことになる。後半5分、左サイドのDF奥田勇斗(桃山学院大3年=G大阪ユース)から出たパスを受けたMF食野壮磨(京都産大3年=G大阪ユース)がエリア手前から右足を振り抜く。DFを巻くようにして蹴られたシュートは、鮮やかにゴール右隅に吸い込まれる。さらに後半27分には右サイドで獲得したCKから、DF高木践(阪南大3年=阪南大高)が頭で決めて、勝負を決めた。

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