神戸が6年ぶりの開幕3連勝で首位に! 大迫2戦連続弾&酒井2得点で4発快勝、G大阪との関西ダービーを制す
明治安田生命J1リーグ第3節のヴィッセル神戸対ガンバ大阪が4日にノエビアスタジアム神戸で開催された。
開幕2連勝スタートとした神戸が、2戦連続ドローのG大阪をホームに迎えた関西ダービーは早々に動く。神戸は3分、ボックス右で仕掛けた山口蛍が中央へ折り返し。正面の大迫勇也がダイレクトシュートを流し込み、大迫の2試合連続弾で神戸が先手を取る。
ビハインドを背負ったG大阪は6分に宇佐美貴史がバー直撃のミドルシュートを放って応戦。球際に厳しい攻防となった中、24分には神戸がアクシデントに見舞われる。DF菊池流帆が負傷でプレー続行不可能となり、本多勇喜との交代でピッチを後にした。
ハーフタイムにかけては一進一退の攻防に。G大阪は44分、右サイドのファン・アラーノが入れたアーリークロスに正面のイッサム・ジェバリがヘッド。しかし、これはわずかに枠の右にはずれ、前半は神戸1点リードのまま終了する。
迎えた後半、立ち上がりにスコアを動かしたのはまたしても神戸だった。47分、ボックス右手前でカットインした酒井高徳が左足を振り抜く。DFにディフレクションしてコースが変わったボールがゴール左に吸い込まれ、神戸が2-0とリードを広げた。
攻勢に出る神戸はさらに66分、左CKに正面で合わせた武藤嘉紀が鋭いヘディングシュートでネットを揺らして3点目。さらに73分にはボックス右に侵入した酒井がニアサイドを射抜くシュートを突き刺し、この日2ゴール目をマークする。
その後、G大阪をシャットアウトした神戸が4-0で快勝。6年ぶりの開幕3連勝で首位に立った。一方のG大阪は開幕3戦未勝利となっている。