ナビスコ杯決勝（１０月３１日）で鹿島に０―３と敗れ、２年連続３冠の可能性が消滅したＧ大阪が３日、大阪府吹田市内で練習を再開した。長谷川健太監督 （５０）は練習前のグラウンドに選手、スタッフを集め、約１０分間ミーティング。「とにかく気持ちを切り替えろ、という話をしました。次の試合、本当の意味で真価が問われる」と、７日のＪリーグ・広島戦（万博）に向け選手たちに奮起を促した。

広島戦に敗れれば、広島の第２ステージ優勝が決まる。さらに現在３位とチャンピオンシップ（ＣＳ）進出圏内にいる年間順位でも、４位・Ｆ東京の結果次第 で転落する可能性がある。「（鹿島戦は）決勝で何もできなかったことが悔しかったし、本当に恥ずかしかった。もうあんな思いはもうしたくない」とＭＦ倉田。広島の胴上げ阻止、さらにＣＳ進出が懸かった大一番へ、選手たちは気持ちを切り替えようと必死だった。