ヤマザキナビスコ杯 G大阪、完敗…連覇の夢散る 産経新聞 11月1日(日)7時55分配信

防戦一方のまま90分が過ぎた。シュート数は相手の24本に対し、わずか5本。連覇を逃したG大阪の長谷川監督は「今日は完敗。鹿島の力に圧倒された」と潔く負けを認めた。

立ち上がりから球際で競り負け、自陣深くに押し込まれる展開。攻撃に転じても、最前線のパトリックは起点をつくれず、中盤での不用意なパスミスから再三 ボールを失った。好セーブを連発し、孤軍奮闘したGK東口は「鹿島の気迫に完全にのまれてしまった。悪いときのガンバやった」。

昨季国内3冠を成し遂げ、今季のアジア・チャンピオンズリーグでは日本勢で唯一、準決勝まで進んだ。鹿島にはリーグ戦で2戦2勝。指揮官は「勝てるだろうという慢心がチームの中にあったのではないか」。0-3のスコアに、それが表れた。

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