G大阪、鳥栖とドロー ホーム開幕は12年連続未勝利 FW鈴木武蔵が今季初ゴールも

◆明治安田生命J1リーグ 第2節 G大阪1―1鳥栖(25日・パナスタ)

G大阪は鳥栖戦で1―1と引き分け、ホーム開幕戦は12年連続で勝利なしという結果に終わった。後半6分にFW鈴木武蔵の今季初ゴールで先制したが、同19分に鳥栖FW樺山に同点ゴールを許した。ポヤトス監督は「残念です。(相手陣内)残り3分の1で決めきることができていれば。ただポジティブに思っています。よい道を歩んでいる感触はある。勝てば確実に、その道を確固たるものにしていける。ただアイデアを持って戦ってくれたし、フットボールでみなさんを楽しませたのではないか」と振り返った。

G大阪は2―2と引き分けた柏との開幕戦から、先発を3人入れ替え。J初先発のイスラエル代表MFネタ・ラヴィがアンカーに入り、右ウイングには負傷で出遅れていたFWアラーノ、左ウイングには柏戦ベンチスタートだったFW山見が入った。序盤はG大阪がペースを掌握。ネタ、宇佐美、ダワンで中盤の主導権を握り、左FWの山見が得意な形で仕掛けた。前半16分にはCKのこぼれ球をFW鈴木武蔵が押し込んだが、これは1つ前のプレーでDF三浦がオフサイド判定を受け、VARの末にノーゴール。同39分にはネタのターンからチャンスを作り、宇佐美が左足で狙ったがシュートはポストに嫌われた。

0―0で迎えた後半6分、宇佐美のCKからこぼれ球を鈴木武蔵が押し込み先制。しかし同19分、途中出場の鳥栖FW樺山にDF黒川、山見、ダワンが次々とかわされ、ゴールを許して追いつかれた。後半27分にはJデビューとなるチュニジア代表FWジェバリを投入。勝ち越しを狙ったが、決勝点は奪えず。これで開幕から2試合連続ドローとなった。

https://hochi.news/

Share Button