<サガン鳥栖>2月25日、敵地G大阪戦 初白星へ攻守の切り替え修正
サッカー・J1サガン鳥栖はリーグ戦第2節の25日午後3時から、大阪府のパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と対戦する。開幕戦を大敗で落とした鳥栖は、前節で出た攻守の切り替えやボールの奪われ方の課題を修正し、敵地で今季初勝利を手にしたい。
鳥栖は湘南との開幕戦に1―5で敗れ、2023年シーズンは黒星スタートとなった。相手のカウンター攻撃などから大量失点した。ただ攻撃では、VARで得点が取り消された場面もあったが、セットプレーやサイドからのクロスなど、得点への道筋は示した。
G大阪戦に向けた22日の練習では、敗戦のショックを引きずることなく、活気のある声がグラウンドに響いた。「負けても練習で落ち込むような選手はいない」と福田晃斗。湘南戦でミスがあった攻撃の組み立てなどを確認し、約1時間汗を流した。
G大阪は今季、ポヤトス新監督が就任。ボールを保持し、時間をかけながら得点を狙う。柏との開幕戦は2―2で引き分けている。川井健太監督は「試合全体を通して、我々のペースに持ち込みたい」と、持ち味のテンポの速いサッカーを目指す。昨季同スタジアムでゴールを決めている西川潤は、「いいイメージはある」と得点に意欲を見せた。(中村健人)