昨季王者G大阪完敗シュートわずか5本…遠藤「悪すぎた」 デイリースポーツ 11月1日(日)7時0分配信

「ナビスコ杯・決勝、鹿島3-0G大阪」(31日、埼玉スタジアム2002)

鹿島が、2連覇を狙ったG大阪に3-0で快勝し、3年ぶり6度目の優勝を飾った。

表彰台の鹿島イレブンを悔しげに見つめた。G大阪は、昨季王者としての意地の片りんすら見せられなかった。

開始早々、相手の猛攻にもGK東口の好セーブなどで切り抜けた。もっとも、無失点で折り返した後半は簡単なパスミスを繰り返した。ロングボールで打開を試みたが、球際でほとんど競り負けた。失点後は攻めにいくのか我慢するのか定まりきらず、追加点を許した。

シュート数は相手の24本に対して、わずか5本。MF遠藤が「僕らが悪すぎた」と分析すれば、東口は「どっちがカップをつかむのか、その気持ちが鹿島の方が強かった」と唇をかんだ。長谷川監督は「どこかに心の隙があった。私の準備不足」と完敗を認めた。

2季連続3冠が消え、宇佐美は「やっぱり勝つことが大事だな」と痛感。あらためてタイトルの重みを感じた敗戦だった。

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