【データが語る】C大阪香川真司、三笘薫のJ1通算10得点到達のスピード記録更新なるか
セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(33)が13シーズンぶりにJリーグのピッチに立った。18日のホーム新潟戦(2-2)で後半26分から途中出場し、その6分後にゴールの起点となるスルーパスを送るなど存在感を示した。
10年のJ1初出場から通算12試合7得点。過去に671人が達成している節目の通算10得点にあと3点と迫る。ブランクがあって異例の記録になるが、かなりの「ハイペース」。これまでのJ1通算10得点到達のスピード記録を洗いなおした。
最速達成は94年にヴェルディ川崎(現東京V)のブラジル人FWベンチーニョがマークした10試合目。約半年間のプレーで強烈なインパクトを残した。日本選手ではMF三笘薫(25=ブライトン)がプロ1年目だった川崎フロンターレ時代の20年に記録した19試合目が最速。J1通算10得点に要した試合数が20試合未満は三笘だけとなっている。
日本代表で国際Aマッチ通算31得点の33歳アタッカーがJリーグに復帰したことで、三笘のJ1での好記録を掘り起こすことができた。香川が次節以降に「出場6戦3発」なら18試合10得点。三笘がJ1で残したスピード記録を更新することになる。
<日本選手の最速J1通算10得点>
19試合 三笘薫(川崎F)20年
20試合 城彰二(市原)94年
20試合 佐藤晃大(G大阪)12年
21試合 オナイウ阿道(大分)19年
22試合 永島昭浩(G大阪)93年
23試合 平井将生(G大阪)10年
24試合 三浦知良(V川崎)93年
24試合 高木琢也(広島)93年
24試合 柳沢敦(鹿島)97年
24試合 長谷川悠(山形)09年
24試合 金園英学(磐田)11年
※所属は到達時