新生G大阪はドロー発進 宇佐美&ダワン弾で一時逆転も…

◇明治安田生命J1第1節 三協F柏(2023年2月18日 G大阪2-2柏)

ダニエル・ポヤトス監督を迎えた新生・G大阪の初陣はドロー発進となった。最後の最後で追いつかれてしまった。

ボールを握りつつもアタッキングサードの崩しに課題が見えた前半は、1点ビハインドで折り返し。流れを変えたのは今季から主将を努め、レジェンド遠藤保仁から背番号7を継承したFW宇佐美貴史だった。後半4分にMFダワンのパスを受けると、敵陣エリア内に侵入。DF2人のマークを振り切り、最後はGKに当てられながらも執念の左足シュートでねじ込んだ。その5分後にはFW鈴木武蔵のポストプレーからダワンがミドル弾。あっという間に試合をひっくり返した。だが押し込まれる時間が続いた試合終了間際にPKを与えてしまった。

ただスタメンにはGK谷晃生、DF半田陸、MF杉山直宏ら新戦力。後半途中からはイスラエル代表MFネタ・ラヴィもピッチに立った。今後より融合していくことが期待される中、敵地で勝ち点1を奪ったのは決して悪くない。

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