【G大阪】ポヤトス新監督、先発は試合当日に選手に発表「必要以上に情報を拡散させたくない」

ガンバ大阪の就任1年目、スペイン人のダニエル・ポヤトス監督(44)が16日、大阪・吹田市内での非公開練習後、取材に応じた。

18日のリーグ開幕、アウェーでの柏レイソル戦に向けて「わくわくした気持ち」と心境を明かした。

「支配するサッカー」を掲げた新監督は、主将のFW宇佐美貴史(30)ら数人をのぞいて、昨季までの先発から大幅に変更する可能性がある。新加入のチュニジア代表FWジェバリら故障で欠場する選手もおり、その選択が注目される。

注目の11人に関し、指揮官は「私は試合当日に(選手に)発表するタイプ。ホテルでちょっとしたミーティングをするので、そこで話す。必要以上に情報を拡散させたくないので、試合当日にポンと伝える」と説明した。

最近のG大阪では、片野坂知宏元監督、松田浩前監督は試合前日、練習前のミーティングで先発を選手に明かしていたといい、伝達のタイミングだけでも独自のカラーが出る。

公開練習で披露する実戦練習に関しても、選手は先発や控えという区別にはしていないという。

「日本人監督を見ていると(そういう区別が)あるかもしれないが、私はまったくない。相手の状況を見たり、自分の中で試してみたいものを組み合わせているだけ。(誰が先発するかという)情報は、選手が最初に知るので(報道陣が)見抜くのは難しいです」

ポヤトス監督は昨季まで徳島ヴォルティスで2年間指揮を執り、1年目の21年はJ1で17位となってJ2に降格。昨季のJ2では8位でJ1復帰は果たせなかった。来日3年目となり、これまでの経験をG大阪で生かすことになる。

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