史上最強! G大阪、伝説の英雄5人(2)日本が未体験だった身体能力…。Jリーグに旋風起こした点取り屋

1993年に開幕したJリーグは、今年で31年目に突入する。どのクラブも良い時期もあれば、悪い時期も過ごしてきた。どの時代にも、クラブの価値を高めようと汗を流し、スーパープレーでファンを魅了した選手たちがいる。今回は、ガンバ大阪の歴史で大きな役割を担った伝説の選手を紹介する。

FW:パトリック・エムボマ

生年月日:1970年11月15日

リーグ通算成績:34試合29得点

主な獲得タイトル:ー

在籍期間は長くないが、それでもガンバ大阪の歴史で大きなインパクトを残した助っ人が、元カメルーン代表のパトリック・エムボマだ。

パリ・サンジェルマンなどフランスのクラブでプレーしていたエムボマが日本にやってきたのは1997年。開幕戦のベルマーレ平塚戦でスーパーゴールを決めて世間を驚かせると、第3節までに4ゴールを挙げた。その後もハイペースでゴールを量産し、この年はリーグ戦28試合で25ゴールを挙げて得点王に輝いている。

ケタ外れの身体能力に、圧倒的なシュート力。エムボマ旋風がJリーグに吹き荒れ、「浪速の黒豹」というニックネームもサッカーファンの間で定着した。  エムボマは1998シーズン途中にイタリアのカリアリへ移籍。ガンバで活躍した期間が短かったのは残念だとしても、ガンバで与えた衝撃が、国外にまでとどろいたという証明だ。

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