G大阪、歴代最強外国籍選手5人(3)驚異の46試合41得点! 個人タイトルも総なめ、1年で放った強烈な輝き
2023シーズンに30周年を迎えるJリーグでは、これまで世界的なスター選手や素晴らしい素質を持った外国籍選手たちが活躍してきた。その中でも、とくにインパクトを残した人物は誰なのか。今回は、2度のJリーグ制覇を誇るガンバ大阪の歴代最強外国籍選手を紹介する。
FW:アラウージョ(元ブラジル代表)
生年月日:1977年8月8日
在籍期間:2005年
通算成績:46試合出場/41得点
エースとして活躍したブラジルのゴイアスでは、前園真聖とチームメイトだったアラウージョ。04年に清水エスパルスに加入して9ゴールを挙げたが、後半戦はベンチスタートとなる機会も多く、翌年にガンバ大阪に移籍している。
狭いスペースでもボールを失わない抜群のテクニックと、正確無比な左足のキックはゴールだけでなくアシストも量産した。172cmと小柄ながら空間認知に優れ、ヘディングでもゴールを重ねたアラウージョは、2度のハットトリックを含む33得点をマーク。得点王とMVPに輝き、チームをクラブ史上初のリーグ優勝に導いている。
ドイツワールドカップへの出場を目指して1年でブラジルに帰ったが、負傷もあって本大会出場は叶わず。その後はブラジルやカタールでプレーした。



