【G大阪】残留決定!鹿島と0-0も京都ドロー、清水負け 選手抱き合い、鹿島サポーターも拍手
<明治安田生命J1:鹿島0-0G大阪>◇第34節◇5日◇カシマS
前節まで15位のガンバ大阪は勝てば自力で残留が決まったが、スコアレスドローに終わった。
試合終了後、静かな時間が流れる。
選手らはユニホームのまま、ピッチ上で他会場の結果を待った。終了から約4分後。会場が沸く。選手らは抱き合って喜んだ。
清水が札幌に逆転負けし、京都は磐田と引き分け。
その瞬間、G大阪の残留が決まった。
鹿島サポーターからも、温かい拍手が沸き起こった。
前半は手堅い試合運びで両チームとも無得点のままハーフタイムへ。松田監督は「前半0-0は問題ない。しっかり我慢できている」とゲキ。
後半16分には鹿島の波状攻撃を、守備陣が体を張って止めた。
松田監督は前日4日の最終調整後に「不安になると神頼みとか、そういうこと(他力)が起こってくれないかとかいう気持ちになる。そういうものを心から、体から振り払って、勝たなきゃ絶対にダメなんだという思考回路になってもらう」と話していたが、1点がなかなか奪えない。
後半、エース宇佐美を中心に攻撃を組み立てようとしたが、G大阪は攻め手を欠いた。
運も味方し、他力での残留となった。