磐田のJ2降格が決定。直接対決で快勝のG大阪は降格圏脱出!鹿島に痛恨黒星の清水は17位で最終節へ【J1残留争い】
京都はC大阪と0-0に終わり、16位にダウン
10月29日にJ1第33節が各地で開催された。ここでは残留争いを強いられているチームの結果を伝える(括弧内は勝点)。
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17位のガンバ大阪(33)と、最下位のジュビロ磐田(29)は前者のホームで激突。互いに決定機を逃すなか、66分にG大阪がついに試合を動かす。途中出場の食野亮太郎が左足で鮮やかにネットを揺らした。
勢いに乗り、73分にパトリックが絶妙なボレーで追加点を挙げたG大阪は、2―0で勝利。最終的を前に15位に浮上し、降格圏を脱した。一方、磐田は昇格から1年でのJ2降格が決まった。
J1残留プレーオフ圏の16位に沈む清水エスパルス(33)は、6位の鹿島アントラーズ(48)とホームで対戦。56分にCKの流れから三竿健斗に先制点を許すと、最後までその1点を返せず。0―1で痛恨の黒星を喫し、降格圏に転落した。
残留ラインぎりぎりの15位につけるアビスパ福岡(34)は、7位の柏レイソル(47)をホームに迎えた。開始4分で山岸祐也が先制点を奪うと、44分にフアンマ・デルガドがヘッドで叩き込み、リードを2点に。47分に戸嶋祥郎に1点を返されるも、同点弾は許さず。2-1で逃げ切り、貴重な勝点3を積み上げた。
そのほか、14位の京都サンガF.C.(34)は、4位のセレッソ大阪(50)と痛恨のスコアレスドローに終わり、16位にダウン。13位の湘南ベルマーレ(35)はエースの町野修斗の2発などで、9位のサガン鳥栖(41)に3―0で快勝し、J1残留に大きく前進した。