G大阪、磐田との残留争い“裏天王山”へ チケット完売 昌子源「入りの部分で…何秒かが命取りに」

G大阪のDF昌子源が28日、磐田戦(29日・パナスタ)に向けて取材に応じ、サポーターとの“共闘”を呼びかけた。17位・G大阪と18位・磐田の“裏天王山”、G大阪は敗れれば15位以上での自動残留(16位はJ2との入れ替え戦、17、18位が自動降格)がなくなる可能性があり、磐田は引き分け以下でJ2降格が決まる。この試合のチケットは約2万9000枚が完売に。しかし今季ホームでは3勝6分け7敗と勝率が悪く、6月29日の広島戦以降、7試合勝利がない(3分け4敗)。昌子は「ジュビロに勝つことだけを、この3週間考えてきた。皆さん(サポーター)の力も借りていかないといけない。一緒に頑張ろう、と言ってほしい。僕らは代表して戦う。そういってもらえると、力強く前に進めると思う」と話した。

この試合ではかつG大阪の黄金期を支えた磐田のMF遠藤保仁が敵として初めてホーム・パナスタに戻ってくる見込み。昌子は「ヤットさん(遠藤)に特別な感情を抱くことはない。ヤットさんが戻ってくるとなれば、少し(スタジアムは)歓迎ムードになるかもしれないが、僕らは対戦相手なのでそれ以上はない」と、感情の緩みを排除。またG大阪は試合がなかった3週間の中断期間で、磐田は2試合を消化(1勝1分け)していることを挙げ「相手は僕らよりいい感覚は持っていると思う。入りの部分で、ふわっとしないようにしたい。その何秒かが命取りになる。僕らの方が注意深く入らないといけない」と、大一番への心構えを説いた。

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