優勝懸かる横浜と対戦…G大阪・松田監督「注目される試合で勝つと自信に」逆転残留の力に変える
J2降格圏17位のG大阪は、あす8日に敵地で首位・横浜と対戦する。相手は優勝が懸かる1戦だが、自らもJ1残留へ向けて負けられない1戦。松田浩監督は「残り3試合。どの試合も大事で、横浜に勝ったからといって勝ち点6を得られるわけじゃない」としつつも「注目される試合で勝つと自信につながる。万全の準備をしたい」。眼前Vを阻止し、逆転残留への勢いとする決意を口にした。
この1週間は前線からの圧力が強い横浜に対して、プレス回避する時とビルドアップする時のメリハリの付け方を確認。守備時のプレッシングとブロックの使い分けも整理した。そのベースになるものとして指揮官は「インテンシティー(プレー強度)は高く保たなければいけない」とハードワークを掲げた。
J1自動残留圏の15位・湘南とは勝ち点2差。負けないことも重要になってくるが「イタリアのカテナチオのように守り倒していくという文化があれば成立するが、そんなことはない。最初から勝ち点1しか狙わない試合はできない」と状況に応じて勝ち点1になるのは仕方ないが、まずは勝ちにいく姿勢だ。
“追い風”としては日産スタジアムでの対リーグ横浜戦は2連勝中で直近リーグ6試合負けなし。首位クラブを飲み込み、5試合ぶりの勝ち点3を奪う。