ソン・フンミンが2戦連発の韓国がカメルーン撃破でW杯に弾み《国際親善試合》

国際親善試合の韓国代表vsカメルーン代表が27日に行われ、ホームの韓国が1-0で勝利した。

共にカタール・ワールドカップ(W杯)に出場するチーム同士の一戦。ホームの韓国は、2-2のドローに終わったコスタリカ代表戦に続きソン・フンミンキム・ミンジェファン・ヒチャンがスタメン起用。また、ガンバ大阪のクォン・ギョンウォンも先発に名を連ねた。

一方、カメルーンでは守護神オナナ、エンクル、ホングラ、アブバカル、エンベウモといった選手がスタメンを飾った。

立ち上がりからボールを握って主導権を掴む韓国は、開始5分にボックス内での繋ぎからチョン・ウヨンのヘディングシュートでいきなりGKオナナを脅かす。

以降はフィニッシュまで持ち込めないものの、サイドでのコンビネーションプレーでうまく相手の背後を取りながら際どいクロスを供給していく。そういった中、前半半ば過ぎに好調のエースが2試合連続で決定的な仕事を果たす。

35分、ボックス左に抜け出したキム・ジンスの左足シュートをGKオナナがはじき出すと、ゴール前でこぼれ球に反応したソン・フンミンがヘディングシュート。これがオナナの手を弾いてゴールネットを揺らした。

その後、反撃に出たカメルーンが前半終了間際にエンベウモのボックス右でのシュートがDFにディフレクトしてゴール方向へ向かうが、これはクロスバーを叩いた。 迎えた後半は互いに入りでフィニッシュの場面を作り出すが、以降は積極的にメンバーを入れ替えた影響もあり、膠着状態に。76分にはファン・ウィジョがボックス左での鋭い仕掛けからPK獲得かという場面を作り出したが、ここはノーファウルの判定に。

その後、試合終盤にかけては相手との接触プレーで負傷したファン・ウィジョが、10分ほどのプレータイムでピッチを後にするアクシデントも発生。ホームチームとしてはもうひとつ見せ場を作りたい中、87分にはボックス手前左の好位置でFKを獲得。これをソン・フンミンが直接狙うが、ゴール左上隅を狙ったシュートはわずかに落ち切らず、2試合連続の直接FK弾とはならず。

それでも、カメルーンの終盤の反撃を凌ぎ切った韓国が1-0で勝利し、W杯前最後のテストマッチを白星で飾った。

韓国代表 1-0 カメルーン代表

【韓国】

ソン・フンミン(35分)

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