G大阪、試合終了間際に悔しい逆転負け

G大阪にとって、神戸に押し込まれながらも0-0で終えた前半はプラン通りだった。18日にノエビアスタジアム神戸で行われた残留争いのライバルとの大一番は、後半10分にレアンドロペレイラのゴールで先制し、3試合ぶりの白星を手元にたぐり寄せながら、終盤の2失点で1-2の逆転負け。それでも松田監督は「相手が力のある選手のカード切ってくる中で、結果的に力が及ばなかったということだと思う」と淡々と敗戦を受け入れた。

「前半から劣勢だなと感じていた。そこをみんなが必死になって嵐が過ぎ去るの耐えてくれた」と指揮官が振り返った通り、押し込まれても粘り強い守備を披露。しっかりとゴール前を固め、前線のレアンドロペレイラとパトリックを中心にカウンターで少ない好機を生かす狙いは徹底していた。

「後半は攻撃が活性化してゴールまで取れたのは良かった。その後は両方にチャンスがあった」(松田監督)という中で、PKで同点に追いつかれてから、オープンな展開の試合をひっくり返された点は課題が残る。ただ、やり方もやることもはっきりしている。これでJ2自動降格圏の17位に沈み、残り4試合。逆転残留に向け、今の戦い方を貫くだけだ。

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