【神戸】残留争い大一番“阪神ダービー”吉田監督「運命を感じる」共通点多い松田監督と対戦
ヴィッセル神戸の吉田孝行監督(45)が、18日の本拠ノエスタで迎えるガンバ大阪とのJ1残留争いの大一番“阪神ダービー”へ、「絶対に負けられない」と必勝を宣言した。
現在の神戸は残り6試合で入れ替え戦に回る16位、同5試合のG大阪は残留圏の15位にいる。両者の勝ち点はわずか1差。この試合の結果が、残留か否かに大きく影響を及ぼす可能性がある。
特に吉田監督とG大阪松田浩監督(62)は、昨年はJ2のV・ファーレン長崎で「松田監督、吉田コーチ」の時間を約8カ月間も過ごした。ともに神戸で監督経験があり、ともにJ2降格危機のチームを今季途中から率いるという共通点が多い。
正直に「運命を感じる」という吉田監督は「(松田監督には)個人的にもお世話になっている方で、神戸で長く仕事されていた。(松田監督の特長の)堅い守備をどうやって攻略していくか」とコメントした。
故障の影響で欠場が続くFW大迫は、今回の日本代表ドイツ遠征のメンバーからも外れた。
以前、このG大阪戦までに大迫の復帰の可能性を示していた指揮官は、けが人情報についてノーコメントだった。ベンチ入りできたとしても、後半からの時間制限が設けられた出場になりそうだ。
2連勝を目指す吉田監督は「選手は、この大一番について十分理解している。みんなでやるだけ。まずは目の前の試合に勝つ。その後に順位はついてくる」と気合を入れた。



