残留争い中のG大阪、スコアレスドローもPO圏脱出! FC東京は2戦連続ドロー
明治安田生命J1リーグは10日、第29節のガンバ大阪vsFC東京が行われた。 プレーオフ出場権の16位と残留争いが続くG大阪が8位・FC東京をホームに迎えた一戦。G大阪はパトリックやレアンドロ・ペレイラ、食野亮太郎ら、FC東京はアダイウトンやルイス・フェリッピ、塚川孝輝らを先発起用した。
試合の序盤、G大阪が前線でのプレス強度を高く保って主導権を握る形で進行。徐々にFC東京が後方でボールを動かす時間も増やしていくがG大阪も落ち着いた対処で高い位置まで入り込ませない。
21分には右サイド高い位置でプレスをかけてボールを奪ったL・ペレイラが右足でシュート。GKヤクブ・スウォビィクが前に出ていたため枠に飛べばという絶好機だったが左に逸れていった。
スコアレスで折り返した試合では後半立ち上がりににFC東京が盛り返していく。52分には素早い攻撃からアダイウトンが左サイドを突破。ボックス左から後方に落としたが塚川は上手くミートできない。
両チームともに交代策を駆使しながら中盤で高いインテンシティを保つ一戦。互いにボックス内まで迫るシーンも作るが、なかなかネットを揺らすことはできない。
終盤には三浦弦太が身体の異変を訴える様子で一度はプレーを続行したものの断念。福岡将太との交代を強いられるアクシデントに見舞われた。 終盤にかけて攻勢を強めるG大阪だったが、最後まで得点を奪えずに試合が終了。スコアレスで勝ち点1を分け合うにとどまり、FC東京は2試合連続ドローに。G大阪は2試合未勝利となったものの、今節敗戦したアビスパ福岡(勝ち点28)を上回る勝ち点29で15位と、プレーオフ圏を脱している。
■試合結果
ガンバ大阪 0-0 FC東京
■得点者
G大阪:なし
FC東京:なし