G大阪MF食野亮太郎、3年前にJ1初ゴール奪った鳥栖戦へ「毎試合狙っていく」勝てば今季初の3連勝

G大阪のMF食野亮太郎が2日、中2日で迎える鳥栖戦(3日・パナスタ)に向けて取材に応じ、今季初の3連勝にかける思いを明かした。8月31日の福岡戦で約3か月半ぶりの連勝を飾り、チームは暫定13位に浮上。J1残留に向け、勢いを継続したい鳥栖戦へ「チームとして攻守ともにやることが明確になってきた。それが目に見える結果につながったことで、チームとして団結してきている。結果が出ることが一番、自分たちにとって薬になったと思う。これをいかに続けていくかが一番大事になってくる」と話した。

この日62歳の誕生日を迎えた松田新監督の下では、左サイドハーフとして守備のタスクをこなしながら、攻撃にも絡む役割を託されている。欧州で求められてきた球際の意識やハードワークを発揮し、今や新監督のスタイルを体現するひとりに。「きついんですけど、戻りとか球際とか(松田監督は)評価してくれているので、また次も頑張ろう、という気持ちになる」と語る。

さらに本来の持ち味である攻撃面では「ゴール前でもうちょっと冷静になれたら、チャンスが出てくるんじゃないかとは(松田監督に)言われたので、そういうところを意識して。ゴール前での遊び心や面白いパス、シュートもしっかりコースを狙って、というところを出していきたい」と話した。鳥栖は2019年にJ1初ゴールを決めた相手。ドリブルで3人をかわして叩き込んだこのゴールが、マンチェスターCの目にとまって同年の完全移籍につながった。「そこは意識しないですけど、明日に限らず毎試合ゴールは狙っていきたい」と語るアタッカーが、攻守でチーム浮沈の鍵を握る。

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