【G大阪】クォン・ギョンウォン「欠かせない存在になりたい」今季初の3連勝を懸け鳥栖戦へ
ガンバ大阪は3日、今季初の3連勝を懸けてホームでサガン鳥栖と戦う。前節で16位からJ1残留圏の13位に浮上したものの、他チームより試合消化が早く、残り7戦の状況を考えれば油断はできない。
自身が戦列復帰し、2試合連続完封中の韓国代表DFクォン・ギョンウォン(30)は2日、オンライン取材に応じ「チームが無失点で切り抜けること」と目標を掲げた上で「どんな形であれ、欠かせない存在になりたい。チャンスがあればどんどん狙いたい」と、得意のセットプレーなどで今季3点目への意欲も示した。
松田新監督になって2勝1敗。この2試合は高尾、三浦、クォン、黒川の最終ラインで固定され、安定感が増してきた。「全員の能力が高く、一緒にやれば助けられる部分が多い」と4バックのメンバーと信頼関係を築きつつ、「(この2試合は)前から守備を頑張ってくれたので、守ることができた。相手がシュートを打っても、後ろには東口選手がいる」という。
この日、62歳の誕生日を迎えた松田監督に対しても「全体的に組織的な守備をするスタイルになり、分かりやすくなった」と、新体制になっての利点を強調する。
ホームで勝てば6月29日サンフレッチェ広島戦以来、約2カ月ぶり。「ホームではなかなか勝てていないので、サポーターに喜んでほしい」。左利きのセンターバックが、G大阪を勝利に導く。