【J1鳥栖】<ゲーム見どころ>堅守速攻で勝ち点3を 9月3日、敵地でG大阪戦

サッカー・J1サガン鳥栖はリーグ戦第28節の3日、大阪府のパナソニックスタジアム吹田で13位のガンバ大阪と対戦する。大敗を喫した前節の川崎フロンターレ戦から中2日で迎える敵地での連戦。上位戦線生き残りを懸けて、鳥栖は勝ち点3を求めて臨む。

鳥栖は通算成績8勝13分け6敗(勝ち点37)の8位。31日の昨季王者・川崎との一戦は前半立ち上がりから主導権を握られて失点し、後半はセットプレーを含む3失点。今季最多失点に並ぶ4点を奪われて完敗した。

3連覇を目指す“王者”相手に力の差を見せつけられる結果となったが、川井健太監督は「力の差はあったが、それは埋められる」と前を向いた。川崎に在籍経験のある森谷賢太郎は「鳥栖も川崎に負けないくらい魅力あるサッカーをしている」としつつ、タイトルを目指していく上で「越えなければいけない壁」と表現した。

対するG大阪は通算成績7勝7分け13敗(勝ち点28)の13位。31日のアビスパ福岡との試合は試合終了間際にパトリックが得点を決めて1―0で勝利した。試合前まで16位と残留争いしていたが、2連勝で一歩抜け出して勢いにのる。

今季リーグ戦の対戦では堀米勇輝と黄錫鎬(ファン・ソッコ)のゴールで2―1と競り勝っている。両チームともに中2日で迎える一戦。大敗を喫した鳥栖は気持ちを切り替え、堅い守りから素早く攻撃に転じることができるかが焦点になりそうだ。

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