G大阪、パトリックの劇的決勝弾で連勝！ 土壇場敗戦の福岡はリーグ6戦未勝利に
明治安田生命J1リーグ第24節のアビスパ福岡vsガンバ大阪がベスト電器スタジアムで開催された。
ここまで勝ち点28で12位の福岡と、同25で16位と苦しむG大阪による。残留争いに向けて重要な一戦。序盤からホームの福岡がボールポゼッションを高めつつ、試合の主導権を握ると、29分に決定機を得る。ボックス右に侵入したフアンマ・デルガドの折り返しをニアの山岸祐也が流し、最後は正面のルキアンが合わせる。ゴール左を捉えたシュートをGK東口順昭に弾かれると、さらにこぼれ球を前寛之がプッシュ。しかし、これも素早くリカバリーした東口の好セーブに阻まれる。
ハーフタイムにかけてはボール保持で巻き返したG大阪が食野亮太郎の仕掛けなど打開を図りにいくも、福岡も守備の集中を切らさず、試合は0-0のまま折り返す。
迎えた後半も一進一退の攻防に。福岡は58分、左サイドから志知孝明が入れた好クロスにニアサイドに走り込んだフアンマが合わせる。だが、このヘディングシュートは枠を捉えることができない。
終盤、福岡は田中達也やジョン・マリ、G大阪はウェリントン・シウバやレアンドロ・ペレイラ、石毛秀樹らを投入し、いずれもフレッシュな選手を入れて勝ち点3を目指す。
すると、アディショナルタイムにG大阪が劇的弾を挙げる。左サイドで仕掛けたウェリントン・シウバが入れたグラウンダークロスに正面のパトリックが合わせる。左足のシュートを流し込み、土壇場でゴールを挙げた。結局、これが決勝弾となって、1-0で勝利したG大阪が5月以来となる2連勝。敗戦の福岡はこれで6試合未勝利となっている。
