今夏G大阪加入の鈴木武蔵がJリーグ2年ぶり弾、インタビュー中盛り上がる仲間にツッコミ「パトじゃない、人違い!」
[8.27 J1第27節 名古屋0-2G大阪 豊田ス]
今夏ガンバ大阪に加入したFW鈴木武蔵が、出場4試合目で初ゴールを決めた。
1点リードの後半27分にFWレアンドロ・ペレイラと交代でピッチに立つと、迎えた42分、エリア手前でロングボールを受けた鈴木は、中央に運んで右足を振り抜く。豪快なシュートがゴールネットに突き刺さった。
20年夏の移籍で北海道コンサドーレ札幌からベルギーのベールスホットに移籍した鈴木。2年ぶりに復帰したJリーグは、ここまで7月16日のC大阪戦の先発を含む3試合に出場していたが、得点は出来ていなかった。
J1での得点は札幌に在籍した2020年8月8日のJ1第9節清水戦以来。降格圏と苦しむG大阪に8試合ぶりの白星をもたらした新戦力は、「全体的にハードワークしていて、球際も負けていなかった。それが勝因かなと思います」と充実の汗をぬぐう。
DAZNのインタビューエリアの近くを、約2か月ぶりの勝利に喜びを爆発させるチームメイトが通ると、鈴木にも声が飛ぶ。これに鈴木は「パトじゃない、人違い!」などと反応。苦笑いを浮かべながらも、「この雰囲気を継続していきたい」と勝利の余韻をかみしめた。