【ACL】G大阪決勝進出ならず 広州恒大に2戦合計1―2で敗退 東スポWeb 10月21日(水)21時39分配信

G大阪は21日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦の広州恒大(中国)戦(万博)で0―0と引き分けに終わり、2戦合計1―2で敗退が決まった。

決勝へ進むためには勝利しかないG大阪。公式会見で長谷川健太監督(50)が「2点取られたら4点取る」と攻撃的な姿勢を強調したように、立ち上がりからホームの大声援を背に積極的に仕掛けていく。

しかし、広州恒大がブラジル助っ人トリオを中心に徐々に主導権を握る。たびたびカウンターでゴール前まで迫られ、前半43分にはペナルティーエリア内で フリーになったFWエウケソンが右足で強烈なシュート。これをGK東口順昭(29)が抜群の反応でスーパーセーブし、なんとか0―0で前半を乗り切った。

後半に入っても押されていたG大阪は、同15分に温存していたエースFW宇佐美貴史(23)を投入。広州恒大のDF陣の裏を狙って果敢に飛び出していき、同26分には左サイドからドリブルで中央へ鋭く切れ込み、右足でシュートを放つが枠をとらえられない。

切り札投入も流れを変えるには至らず、両チーム無得点のまま試合終了のホイッスル。1戦目で2―1と勝利していた広州恒大が2戦合計で上回り、G大阪は無念の敗退となった。

日本勢の7年連続V逸にJリーグの村井満チェアマン(56)は試合後「残念だった。ACLで支援を頂いた多くの方々に申し訳なく思っている」と謝罪した。

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