オーストリア1部で中村敬斗が「完璧抜け出し決勝ゴール」を決める! 昨季12得点の「22歳若武者」が今季早くも「公式戦3ゴール目」
オーストリアのLASKリンツに所属する22歳FW中村敬斗が今季公式戦3ゴール目を決めた。絶妙なタイミングの抜け出しから決めた圧巻のゴールだった。
■今季3ゴール目
オーストリア1部第4節、LASK対ラピド・ウィーンが現地時間8月14日に行われ、ホームのLASKが2-1の勝利を収めた。中村は開幕から4試合連続のスタメン出場となり、圧巻のゴールを決めて期待に応えた。
前半10分、トーマス・ゴイギンガーによってリンツに先制点が入る。その1点リードで迎えた前半終了間際、中村が追加点を奪う。前半43分、マリン・リュビチッチのスルーパスに中村が絶妙な抜け出しから反応。最後はGKをかわしてゴールに流し込んだ。絶妙な抜け出しから、22歳とは思えぬ冷静さを見せた得点だった。
その後しばらく2-0の状態が続いたが、後半アディショナルタイム(AT)にLASKが失点。結局、中村の得点が決勝点となってLASKは2-1の勝利を収めた。中村はこれで公式戦3ゴール目。リーグ戦では、現在4試合で2ゴール4アシストとなっている。
■無敗の首位
まだ4試合を消化しただけではあるが、LASKはここまで3勝1分の無敗。オーストリアの絶対王者であるレッドブル・ザルツブルクを抜いて首位に立っている。中村も中心選手としてプレーし、チームに貢献している。LASKと中村の今季飛躍が楽しみだ。
中村は2021年8月にガンバ大阪からLASKへ完全移籍。昨季は公式戦36試合に出場して12得点2アシストと二桁得点をマークした。今季はすでに公式戦3ゴール目を決めて、今季の活躍に期待がかかるところ。果たして、中村は今季飛躍の年となるのだろうか。