G大阪、U―21日本代表MF山本理仁を獲得へ! 懸念のボランチに東京Vから若き司令塔を補強

G大阪が東京VのU―21日本代表MF山本理仁(20)を完全移籍で獲得することが22日、分かった。すでに両クラブ間で合意に達しており、近日中にも発表となる。左利きのパサーで主にボランチとしてプレーする山本は、パリ五輪を目指す大岩ジャパンの中心選手。16位から後半戦での巻き返しを狙うG大阪は、FW鈴木武蔵(28)、食野亮太郎(24)と合わせて今夏3人目の補強となる。

東京Vでは17歳でトップチームデビューを果たした山本は、すでにJ2では100試合以上に出場した経験を誇る司令塔。左足から繰り出す長短のパス、高い基本技術に定評がある。他のJ1クラブや海外クラブも獲得に興味を示していたが、G大阪への移籍を決断した模様だ。

G大阪は長年チームを支えた元日本代表MF遠藤保仁(42)=現磐田=が20年途中にチームを離れて以来、司令塔の不在に悩む。今季もボランチにはMFダワン、斉藤、奥野と“ファイター系”が並ぶ中、“パサー系”の元韓国代表MF朱世鐘はチームにフィットせず、今夏韓国2部の大田に放出。課題としていたポジションに若き逸材を加え、J1残留争いに陥ったチームの立て直しを図る。

◇山本 理仁(やまもと・りひと)2001年12月12日、神奈川県生まれ。20歳。東京Vの下部組織から、19年に高校2年生で飛び級となるトップチーム昇格。同年22試合に出場すると、20、21年は30試合以上に出場するレギュラーに。副キャプテンも務める今季は17試合1得点。176センチ、65キロ。

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