G大阪 完全移籍でJ2東京VのMF山本を獲得へ “ポスト遠藤保仁”として期待大
G大阪が今夏3人目の新戦力としてJ2東京VのU―21日本代表MF山本理仁(20)を完全移籍で獲得することが22日、分かった。移籍金は1億円(推定)。近日中に正式発表される見込みだ。
ボランチを主戦場にする山本は高校2年の19年に飛び級で東京Vトップチームに昇格。同年のシーズン中盤以降にレギュラーをつかみ、今季ここまでJ2リーグ通算104試合3得点4アシストを記録している。3位となった6月のU―23アジア杯にも出場して6試合中4試合でスタメン。卓越したゲームコントロールが特徴で、G大阪は“ポスト遠藤保仁”として高い期待を掛けている。
チームは公式戦4連敗中で、J1リーグ16位と低迷。鈴木武蔵、食野亮太郎に続くパリ五輪世代の有望株の加入で、現実目標になったJ1残留を果たす。
◇山本 理仁(やまもと・りひと) 2001(平13)年12月12日生まれ、神奈川県出身の20歳。小学校時代から東京Vのアカデミー育ちで、飛び級昇格した19年5月5日・長崎戦でプロデビュー。1メートル77、65キロ。利き足は左。