G大阪・食野亮太郎が3年ぶり復帰会見 16日の大阪ダービーに出場意欲「負けることだけは許せない」

3年ぶりにJ1G大阪に復帰したFW食野亮太郎(24)が12日、本拠地のパナソニックスタジアム吹田で加入会見を開いた。

G大阪の下部組織で育った食野は2019年8月にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに移籍。スコットランド1部ハーツ、ポルトガル1部リオアベ、エストリルへそれぞれ期限付き移籍し、1年ずつプレーした。大きな結果を残すことはできず、来季に向けて悩んでいるタイミングでオファーを受けて復帰を決断した。

「悔しい気持ちを持って帰ってきた。その気持ちをガンバのためにという原動力にしたい」と語った。早期に海外オファーを受けたため、トップチーム出場は23試合にとどまる。「移籍したときに心残りだったのは、ガンバにタイトルをもたらせなかったこと。星をひとつ増やせるようにやっていきたい」と愛する古巣でのタイトル獲得を誓った。

16日のC大阪との大阪ダービー(パナスタ)から出場が可能になる。6月は自主練習に励み、8日から全体練習に合流した食野は「ダービーにフォーカスして、ファイティングポーズを取りながら。僕はそのつもりでやっています」と出場に意欲。「ダービーで負けることだけは許せない。そこは強調していきたいですし、出場の機会があったら、全力で勝利に向かっていきたい」とこの一戦の重みを強調した。

https://www.sanspo.com/

Share Button