食野亮太郎 3年ぶりG大阪復帰 降格危機のチーム救う 目標は「10スコアポイント」
3年ぶりにJ1G大阪に復帰したFW食野亮太郎(24)が12日、本拠地パナソニックスタジアム吹田で加入会見に臨んだ。
G大阪の下部組織で育った食野は19年夏にイングランド・プレミアリーグのマンチェスターシティーに完全移籍。そこからハーツ(スコットランド)、リオアベ、エストリル(ともにポルトガル)に期限付き移籍し、1季ずつプレー。今季は公式戦11試合1得点と納得する活躍ができず、来季について考えているタイミングでG大阪からのオファーを受けて、復帰を決めた。「僕の愛するガンバ大阪に復帰させていただくことになりました。3年間、海外で挑戦して悔しい気持ちを持って帰ってきた。この気持ちを原動力にガンバのために戦いたい」と背番号40のユニホームを掲げた。
大阪ダービー・C大阪戦(16日・パナスタ)から出場が可能になる。チーム練習には8日に合流したばかりだが、状態は整っていると強調。「ダービーにフォーカスして、ファイティングポーズを取りながら。僕はそのつもり」と出場に意欲を燃やす。
リーグ戦残り13試合。目標を「10スコアポイント」と宣言。ゴール、アシスト合計で10得点に絡むことを目指す。「スケールアップした食野亮太郎をお見せできるように」。15位と降格危機にあるチームを救う覚悟を示した。