３年ぶりに「愛するＧ大阪」復帰のＦＷ食野亮太郎 大阪ダービーでの再デビューに意欲
３年ぶりにＧ大阪へと復帰を果たしたＦＷ食野亮太郎（２４）が１２日、パナソニックスタジアム吹田で記者会見に臨んだ。「僕の愛するＧ阪に復帰させていただくことになりました。３年間、海外で挑戦して、すごく悔しい気持ちを持って帰ってきた。この気持ちを原動力にして、Ｇ大阪のために戦いたい」と思いを明かした。
１９年にマンチェスターＣへ完全移籍し、レンタル移籍により欧州３クラブでプレー。しかし結果は残せず、来季に向けて模索していた中でＧ大阪からオファーを受けた。「Ｇ大阪でやり直させていただけるなら、と決めました。こういう形で戻るのは悔しさ、情けなさもあるんですけど、もう一度チャンスを与えて下さったＧ大阪のため、勝利に導ける選手になりたい」と表情を引き締めた。
すでにコンディションは１００パーセントに近いといい、出場可能となる１６日のＣ大阪戦（パナスタ）に向け「ダービーで負けるのだけは許せない。絶対に負けたらあかん相手。プレーするチャンスをもらえるなら、全力で勝利に向かってやっていきたい」ときっぱり。残りシーズンの目標は、ゴールとアシストを合わせた「１０スコアポイント」に設定。「スケールアップした食野亮太郎をみせたい」とうなずき、再デビューを心待ちにしていた。
