「チームに貢献できなかった」昨季は出場6試合、セルティックで2年目の井手口陽介が今季へ意気込み「力になってタイトルを」

セルティックで2シーズン目を迎えるMF井手口陽介が、今シーズンにかける意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。

2022年1月にガンバ大阪から完全移籍で加入した井手口。自身2度目の海外挑戦となる中、加入早々に負傷。その後復帰するも、出番は限られ、公式戦6試合の出場に終わっていた。

夏に加入していたFW古橋亨梧、同タイミングで加入したFW前田大然、MF旗手怜央が活躍する中で、苦しい立場にあった井手口だが、今シーズンはチームの始動日から合流。プレシーズンマッチの初戦もフル出場を果たしていた。

井手口はクラブのインタビューに応え、まずはプレシーズンマッチ初戦についてコメント。「キャンプ始まる前からもそうですが、非常に強度の高い練習を毎日できていますし、一昨日のゲームでもチームとしての狙いが少しでも出せたのではないかなと思います」と良い部分が出たとした。

昨季はシーズン途中からの加入となったが、今季は最初からチームにいる状況に。「個人として、昨シーズンの半年間は試合になかなか出られていなかったです。今年はチームの始動日から合流できて、自分の良さをここでアピールできるチャンスがあるので、ありがたいと思います」と、このタイミングからチームに関われていることは良いことだとした。

不完全燃焼に終わったシーズンだが、今季見せたいものについては「持ち味であるボールを奪うところ、攻守の切り替え、それプラスもっと縦に早いサッカー、監督が求めるサッカーを体現できていければと思います」と意気込み。その中で現在のコンディションについては「コンディションは日を重ねるごとに良くなっているなという実感があります。監督のサッカーを体現できるように、まだまだ課題はたくさんあるので、その要求に応えられるようにしていきたいです」と、よりチームの戦い方を理解して調子を上げていきたいとした。

チームは昨季はリーグ戦とカップ戦の2冠を達成。今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)も戦うことになる。改めて意気込みについて「昨シーズンはチームとしてタイトルを2つ獲れましたが、僕はチームに貢献できなかったので、今年こそはチームのための力になってタイトルを獲れれば1番良いと思います」とコメント。チームの力になり、タイトル獲得に貢献したいと意気込んだ。

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