【J1注目プレビュー|第21節:川崎FvsG大阪】指揮官不在の川崎Fは3連覇にこれ以上負けられない、G大阪は王者を食えるか
【明治安田生命J1リーグ第21節】
2022年7月9日(土)
19:00キックオフ
川崎フロンターレ(3位/34pt) vs ガンバ大阪(15位/21pt)
[等々力陸上競技場]
◆中止で仕切り直しも指揮官不在【川崎フロンターレ】
ミッドウィークのサガン鳥栖戦は相手チームの活動停止を受けて試合が中止に。他のチームが過密日程となっている中、1週間空くこととなった。
1週間前のセレッソ大阪戦は2-1で敗戦。後半戦は2試合を戦って勝利なしという状況。前半戦の終わりから悪い流れを断ち切れていない。
そして泣き面に蜂というべきか、チーム内で新型コロナの陽性者が出たことに加え、鬼木達監督が濃厚接触者となり指揮が執れないことに。徐々に改善が見えてきている中、結果が欲しいタイミングでの指揮官不在。逆に一丸となって戦えるかどうかがポイントだ。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:チョン・ソンリョン
DF:山根視来、谷口彰悟、車屋紳太郎、橘田健人
MF:脇坂泰斗、大島僚太、遠野大弥
FW:家長昭博、小林悠、チャナティップ
コーチ:寺田周平
◆後手に回れば窮地、どう戦う【ガンバ大阪】
ミッドウィークの湘南ベルマーレ戦は、大事なシックスポインターながら1-0で敗戦。湘南に突き放されてしまった。
15位と残留圏にはいるが、下との勝ち点差は離れておらず、しっかりと勝ち点3を積み上げなければいけない。
流れの悪さは、勝ちゲームだった浦和レッズ戦でPKを与えて勝ち点2を失ったことからも見て取れる。キッカケが掴めそうで、掴み切れない状況。また、戦力差がチーム内にありすぎるため、メンバーを入れ替えるとパフォーマンスが低下するという悪い部分もある。
疲労を考慮したターンオーバーを敷くか、それとも狙ったプレーを体現できるメンバーを並べるか。いずれにしても、曲面を帰られる選手は少ないだけに、先に失点することは避けたい。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:東口順昭
DF:福岡将太、三浦弦太、クォン・ギョンウォン
MF:小野瀬康介、奥野耕平、ダワン、黒川圭介
MF:石毛秀樹、齊藤未月
FW:パトリック
監督:片野坂知宏