G大阪・片野坂監督「試合状況に応じて戦う」 中2日、公式戦9連戦中ながらも、柔軟に対応する構え
9日に敵地・川崎F戦を控えるG大阪の片野坂知宏監督は、日程的な不利を跳ね返す覚悟を示した。川崎Fは鳥栖戦が中止になった影響で中6日。一方のG大阪は中2日で、さらに公式戦9連戦中のまっただ中だ。蓄積疲労は否めない。
だが指揮官は「疲労が見えているならば、選手交代などでフレッシュして勝つ確率を上げられる選手を起用していきたい。戦術の準備もする。連戦だから“守る”“プレスする”ではなく、試合状況に応じて戦う」とコメント。積極的なプレッシングを志向しつつも柔軟性のある戦術と采配で外的要因をクリアしていく構えを見せた。
0―1で敗れた湘南戦(6日)後はチーム全体で問題点や修正点を話し合い、さらに関東圏内に残って調整した。対川崎Fは19年3月を最後に公式戦7試合勝ち星なし。総力戦で天敵を討ち、3試合ぶりの白星をつかむ。