G大阪遠藤、最年少35歳でJ1通算500戦出場 デイリースポーツ 10月18日(日)6時59分配信

「J1、G大阪2-1浦和」(17日、万博記念競技場)

その経験が、随所に詰まっていた。G大阪のMF遠藤保仁がJ1通算500試合の節目で、2ゴールに絡む活躍。FWパトリックら主力を累積警告などで欠く中、首位・浦和との負けられない一戦で底力を見せた。

前半7分の1点目は、この日トップ下に入った遠藤がエリア内へ走り込むところから生まれた。MF阿部のクロスが足元に転がってきたが「触らなくてもチャンスはある」と判断しボールをスルー。そのままボールは左隅に吸い込まれた。

2点目は後半14分のFKだ。ニアに走り込んだFW長沢を狙った。その長沢は「ファーに行こうと思ったけど、蹴る直前にニアにコースを変えたのを、ヤットさんは見ていてくれた」。大黒柱の観察眼と技術が、追加点を呼び込んだ。

これまで3人しか達成していない偉業を、史上最年少の35歳で成し遂げた背番号7。3日に600試合出場を達成した先輩・楢崎の背中を思い浮かべながら 「フリューゲルス時代の先輩もいるんで、負けないようにがんばりたい」。21日にはACL準決勝第2戦の広州恒大戦が控える。まだまだ遠藤は走り続ける。

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