【G大阪】遠藤がJ1500試合出場 スポーツ報知 10月17日(土)23時10分配信

◆J1第2ステージ第14節 G大阪2―1浦和(17日・万博)

G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(35)が、J1通算500試合出場を果たした一戦で2得点に絡む活躍をみせた。前半7分、MF阿部のシュートをゴール 前でスルーし、先制点を演出。後半14分にはFKから今夏清水から加入したFW長沢の移籍後初ゴールをアシストし、敗れれば年間王者の可能性が消滅してい た一戦で勝利に貢献した。

1点目は「(ボールの)軌道がよかったので、触らなくても入る」と一瞬の判断でスルーを選択。アシストの2点目も「たぶん、触らなくても入った」という 絶妙な軌道のキックでゴールを演出。長谷川健太監督(50)も「マリノスの中沢もそうですが、彼らのプレーは若い選手が見習うべきだと思いますし、本当に 偉大な記録」といまだチームでは代えのきかない存在として活躍する主将をたたえた。

06年にウイルス性肝炎、08年にウイルス感染症で離脱した以外は、長期離脱の経験はない。「ボールを持つ時間が少ないのが、多くのけがなくやれている 理由」と自己分析するように、早い判断でパスをさばくスタイルが、敵との接触プレーを少なくし、けがから身を守ることにもつながっている。

13年はG大阪の降格によりJ2でプレーしたが、プロ入りからJリーグひと筋18年目。節目への到達にも「僕より遥か上をいっているフリューゲルス時代 の先輩(名古屋GK楢崎)がいるので、先輩に負けないように頑張っていきたい」とうなずき、さらなる記録更新を見据えていた。

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