コロナ陽性7人のG大阪、14日柏戦は「緊急事態」片野坂知宏監督メンバー入れ替え示唆
G大阪の片野坂知宏監督が13日、連勝を狙うアウェーの柏戦(14日)に向けて取材に応じ、コロナ陽性者7人が判明したチームの現状を明かした。「痛いのは痛いですし、緊急事態と言えば緊急事態。今できるベストなメンバーで戦おうと思いますし、そうやっていくしかできない。ケガやコロナで試合ができない選手もいる中で、元気な選手がその分もやってくれると思う」と、メンバーの入れ替えも示唆した。
8日の神戸戦では、前半に相手が退場者を出したこともあって後半に2得点を奪い、6試合ぶりの勝利。一方で柏はカウンター主体の攻撃を武器に、ここまでリーグ4位と上位争いを演じている。FW細谷、MFサヴィオら前線の個を生かした柏の攻撃を警戒しつつも「勇気をもって、後ろを怖がらずに(相手ゴール前に)入っていけるか。極端に言えば、センターバックもチャンスだと思えば入っていっていいぐらい。それぐらいの迫力、人数をかけると相手も脅威になるし、合わなくてもこぼれ球を押し込める状況になる」と指揮官。リスクを負って攻撃に出る姿勢を求め、チームの危機を乗り越えることを誓っていた。