奇跡の偉業! 14年ガンバ、伝説の英雄5人(4)最強司令塔! 右足で試合を支配したレジェンド
2014年のガンバ大阪は、J1制覇に加えて、リーグカップと天皇杯も制した。J2優勝の翌シーズンの3冠はとてつもない離れ業だ。このシーズンのガンバ大阪は、第14節終了時点で首位と勝ち点14差の16位。そのチームが、ワールドカップによる中断のあとは20試合で15勝3分け2敗と驚異の猛追を見せて、そのまま頂点に立った。14年のガンバから主要メンバーをピックアップする。
遠藤保仁
生年月日:1980年1月28日
2014年J1成績:34試合6得点
在籍時期:2001-20
遠藤保仁は2014年もガンバ大阪の中心だった。この年のリーグ戦では34試合に出場し、6ゴールを挙げている。
シーズン序盤はチームの低調も影響して苦しんだが、後半戦の巻き返しは遠藤なしにはあり得なかった。ボランチのパートナーである今野泰幸の復調もあってチームの安定感が一気に増すと、前線ではパトリックと宇佐美貴史が躍動。そこへパスを出す遠藤も自然と活き活きしていった。
34試合出場はGK東口順昭を除けば遠藤だけ。フィールドプレーヤーで唯一ということになる。いついかなるときも、ガンバは遠藤を中心に試合をコントロールしていた。