審判にも降格制度が必要? セルジオ越後がJリーグのレフェリーに提言!「1000万の賞金をあげたらいいじゃない」
「問題は日本ではレフェリーの名前が知られていないこと」
サッカー解説者のセルジオ越後氏が4月23日、自身の公式YouTubeチャンネル『蹴球越後屋』の新たなコンテンツを投稿。Jリーグのレフェリーに対して自身の意見を述べた。
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越後氏は今シーズン、2月18日のJ1開幕から同27日までに行なわれた20試合で9名もの退場者が出たことに触れ、「多すぎるよね。いままでこんなに多かったかな」と率直な感想を口にした。
また2月19日に行なわれた開幕節のG大阪対鹿島で、相手を腕で押し退けた行為が“乱暴な行為”だったとして、パトリックが一発退場となったシーンに言及し、「試合をぶち壊した」と持論を展開。そのうえで、日本のレフェリーにさらに緊張感を与えるため、必要なのは降格制度であると見解を語った。
「問題は日本ではレフェリーの名前が知られていないこと。ブラジルのレフェリーはみんな有名人だよ。ブラジルではレフェリーも採点される。(日本で言うと)J1で点数が良くなかったら、J2に落としちゃうんだよ、下のリーグにね。だから給料も全部変わるんですよ。そこから這い上がって上に来ないといけない」
続けて、レフェリー人気を高める重要性も強調。「Jリーグアウォーズで最優秀主審賞に選ばれたら、1000万の賞金をあげたらいいじゃない。そうなったら目標になるし、そして、『俺もレフェリーやりたい』って人が出てきたらレベルも上がるよ自然に」と改善策を提案した。
動画の最後に越後氏は、世界のレフェリーを引き合いに出し、「もっとレベルアップして、世界に羽ばたくレフェリーが欲しいですね」と願いを込めた。