奇跡の偉業! 14年ガンバ、伝説の英雄5人(5)驚愕のゴール量産! 異次元の活躍で覚醒した天才

2014年のガンバ大阪は、J1制覇に加えて、リーグカップと天皇杯も制した。J2優勝の翌シーズンの3冠はとてつもない離れ業だ。このシーズンのガンバ大阪は、第14節終了時点で首位と勝ち点14差の16位。そのチームが、ワールドカップによる中断のあとは20試合で15勝3分け2敗と驚異の猛追を見せて、そのまま頂点に立った。14年のガンバから主要メンバーをピックアップする。

宇佐美貴史

生年月日:1992年5月6日

2014年J1成績:26試合10得点

在籍時期:2009-11, 13-16, 19-

2014年シーズンのガンバ大阪の大逆転で象徴的な働きをしたのが宇佐美貴史だ。26試合に出場して10ゴールを決めている。

このシーズンの宇佐美は、開幕前のケガで出遅れた。その影響もあり、ガンバはシーズン序盤で極度の不振に陥っている。だが、宇佐美の復帰が奇跡の巻き返しの序章となった。

復帰後初の先発となった第12節徳島ヴォルティス戦でゴールを決めた宇佐美は夏にパトリックというパートナーを得てさらに躍動。ガンバの攻撃で違いをつくった。その後いったんペースが落ちたが、相手の徹底マークが続いたため。それでも第33節のヴィッセル神戸戦では2ゴールを挙げるなど、大事なところで必ず結果を出した。リーグカップで5得点、天皇杯で6得点を挙げており、3冠の立役者になっている。

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