G大阪MF小野瀬康介がラストプレーで同点弾! 今季3点目「思い切り振りました」

明治安田生命J1リーグ第8節 清水1―1G大阪(10日、アイスタ)

G大阪は終了間際にMF小野瀬康介の今季3点目となるゴールで追いつき、清水に1―1と引き分けた。0―0の後半13分、清水FWオ・セフンに来日初ゴールを緩し、追う展開に。終盤にはFWレアンドロ・ペレイラを投入し、FWパトリックとのツインタワーで攻め立て、後半ロスタイムにゴール前でFKを獲得。MF山本のシュートが相手DFに当たったこぼれ球に、小野瀬が右足を振り抜き、清水GK権田の牙城を崩した。

「いいところにこぼれてきた。相手も寄せてきたので、枠に入れようと思い切り振りました。GKも見えづらかったと思う」と同点ゴールを振り返った小野瀬。一瞬、山本のシュートが相手の手に当たったかのように見え、G大阪の選手たちもアピールしたが「ハンドと言っているのも聞こえてきましたけど、目の前にこぼれてきたので思い切り振りました。今は(足を)振れている。そこが良くなっているところ」と話した。

昨季は自身のプロキャリアで初めてリーグ戦無得点に終わったが、今季はすでに3ゴール目。主に右サイドMFで攻守に関わり、この日の終盤には右サイドバックに下がっても積極的に攻撃に関わり、最後は得点まで奪ってみせた。「去年悔しい思いをしたことは忘れていないので。少なからず、それが生きているのかな」。決して多くはないチャンスに、迷いなく振り抜く意識。その姿勢が同点ゴールを生み、小野瀬がチームに勝ち点1をもたらした。

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